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ローン公開: 2026-02-17

住宅ローン借換でいくら得する?借換シミュレーションと損益分岐点

執筆: うめきたちゃん(編集長) / 公開: 2026-02-17

金利情勢が変わる中、住宅ローン借換のメリット計算は必須スキル。「3つの条件」を満たせば数十〜数百万円の節約になります。本記事で具体的な試算と判断軸を整理します。

借換が有効な「3つの条件」

銀行・FPの常識として、以下を満たすと借換メリットが出やすいとされます。

3つ揃えば諸費用を支払っても十分メリットが出ます。1〜2つしか満たさない場合は要シミュ。

借換にかかる諸費用

合計で借入額の2〜3%程度が諸費用目安。3,000万円借換なら60〜90万円。

シミュレーション:3,000万円・残期間20年

条件:現状金利1.5% → 借換後0.5%(差1.0%)

項目金額
現状の月返済144,825円
借換後の月返済131,374円
月差額−13,451円
20年間の総返済差額約 −323万円
諸費用約 −80万円
実質メリット約 +243万円

金利差0.3%でも検討価値あり

条件:現状1.0% → 借換後0.7%(差0.3%)・残債2,500万円・残期間15年

このケースでは借換しない方が無難。金利差0.3%は損益分岐点という認識でOK。

固定 vs 変動の判断

2025〜2026年は固定金利上昇基調。借換時の判断軸:

借換シミュは無料サービスを活用

借換メリットの試算は専門知識が必要。最近はAIが個人情報をもとに最適な借換先を提案するサービスがあります。

まとめ

借換は「残債1,000万円超・残期間10年超・金利差0.3%以上」の3条件を満たせばメリットが出やすい。 ただし諸費用込みの実質メリットを確認することが重要。AI診断ツール・FP無料相談で個別試算するのが最短です。

よくある質問(FAQ)

Q借換のメリットが出る目安は?
A残債1,000万円超・残期間10年超・金利差0.3%以上の3条件が一般的な目安とされます。3条件をすべて満たすと、諸費用を差し引いても総返済額で数十〜数百万円の節約になりやすい傾向があります。
Q借換諸費用はいくらかかりますか?
A事務手数料・保証料・登記費用・印紙税などで、借換額の概ね2%前後(30〜80万円程度)が目安です。新規借入の手数料体系によって差が大きいため、複数行の見積もりを比較するのが推奨されます。
Q固定から変動への借換は得ですか?
A目先の金利は下がりやすい一方、将来の金利上昇リスクを抱えることになる点に注意が必要です。返済余力・残期間・金利見通しを総合的に判断し、変動で吸収できる前提が崩れない範囲で検討するのが一般的です。
Q借換審査で落ちることはありますか?
Aあります。借換時点の年収・勤続年数・他の借入状況・返済履歴などで再審査されるため、当初の住宅ローン審査時より条件が悪化していると否決されるケースもあります。事前審査で複数行を比較するのが無難です。
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